最終テストとして,これまでならった海洋物理,化学,生物の知識を生かしながら自分の国の沿岸域についての発表がありました.
発表はうまくいき,学部の頃にはほとんどもらったことのない「優」までいただいたのですが,ちょっとハプニングが.
発表の中で,日本の沿岸域ではクラゲが問題になっているということを話したのですが,
Jelly fish(クラゲ)の綴りが,Jerry fishに.
しかも,審査をしていた教育科のボスの名前がGerry.
みんな大爆笑.
Gerryもすごい良い人だから,
「これからは網に入らないように気をつけるよ」
とか言ってくれて,さらに笑いを誘ってくれました.
そんなこんなで,週末は初めてのオフ.
羽を伸ばしてきました.
土曜日は主都Hamiltonに買い物に.
買い物の間に面白いものを色々と発見しました.
明らかにデッドストック状態だった日本発の人気者達.
買い物の間に面白いものを色々と発見しました.
明らかにデッドストック状態だった日本発の人気者達.
大量に積んであった,ツナ缶.
これはアサリ缶.
釣具屋では日本製品が大量に.
エギまでありました.
すごいかっこいい造りで,中も非常に美しい.
City Hall.
よくわからんけど,エンブレムもかっこいい.
噴水の銅像が釣りしてるのもいかしてる.
好きな絵を1つ見つけて,ぼーっと見てるのが私の美術館の過ごし方なんだけど,今回はこの絵が気に入りました.
その後は,水族館と動物園と自然史博物館が合体したところへ.
10$とリーズナブル.
水族館はたいして大きくないんだけど,学術的なパネルがたくさんあって(BIOSのデータとかも),あまり日本にはないなぁとか思って感心したり.
釣り人憧れのBone Fishにも会えて興奮しました.
動物園の方は,Wallace線(Alfred Walleceが提唱したマレーシアらへんの島と島の間にある線で,この線をまたいで動物相ががらりと変わる)を強調した展示がありました.
このドアがWallace線でその向こうは全然違う動物がいるんですよというパネルには,Wallaceの追体験をしているようで1人でワクワクしてしまいました.
Wallace線の西側にいるBinturongとかいう奴は非常にかわいかったです.
暑いところから来たくせに,「俺は暑いの嫌なんだよね」って感じで木の上でグターっとしてるとことか.
1つ目は深海のウニらしいんだけど,色んなのつけてますな.
週末最後の今日は,午前中仕事して,午後から釣りに.
今日は短時間にも関わらず,なかなか好調.
以前会った釣り人が,生きた魚の泳がせ釣りででかいのが来るといっていたので,Grunt(イサキ科)のちっちゃいのをガルプっていうワームで釣ることに.
このガルプってのは,匂いも味も最高で,おまけに生分解っていう,ほとんど生餌みたいな最強のワーム.
たまに汁が鞄の中に漏れ出て,大惨事になるというおまけつきですが...
とにかく,このガルプはBermudaにおいても,さすがガルプといった感じでGruntが釣れまくりです.
そんで,釣れたGruntを死なないように針につけて海へ.
あとは待つだけ.
日光浴したりして待ってたら,来ました!!
あげてみると,Greater soapfish (学名はRypticus saponaceus)でした.
こいつは日本にもいるヌノサラシとかキハッソクの仲間で,毒のある粘液が泡立ちます(名前の由来).
人間には害はないとかいうことなので,後で味見してみようと思います.
お次はLittle Tunny (学名はEuthynnus alletteratus).
日本にいるスマの仲間です.
スマはカツオにサバみたいな模様がついた感じの魚で(どちらもサバ科.ついでに言えばマグロもサバ科),水族館にも沢山いるのでほとんどの人が気付かないうちに1度は見ているはず.
こいつは,群れでカタクチイワシを追っているのが見えたので,ジグを投げたらなんなくゲット.
今日の群れは小さかったので,1匹とやりとりしている間に消えてしまいましたが,次回も期待できそう.
刺身で食べましたが,スマの仲間だけあって非常に美味でした.
そんな感じで週末も終わり,明日からは詳しい授業の始まり.
明日から2週間はいきなりモデリングです.
私は数学が得意ではないので若干心配ですが,勉強したいと思っていたので非常に楽しみです.
では.