午前中は,私のBIOSでの指導教員であるRobにブランチに誘われたので,前日の発表会を見に来てくれていたRobの師匠と,Robの家族と,Rob家の庭で優雅にブランチ.
チーズとレモンの入ったパンケーキは美味でした.
あとBIOS産のバナナもかなり美味しい.
Robの子供のTristenも相変わらずかわいい.
そんなこんなで午後からは,Guy Fawkes Dayに関連した,Bon Fire(かがり火)と花火のお手伝い.
Guy Fawkesっていうのは,1605年にイングランドで発覚した,宗教的な対立が原因でジェームズ1世らを火薬で爆殺しようとした事件(火薬陰謀事件)の実行責任者として捕まって,首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑という世にも恐ろしい処刑方で殺された人.
それで,捕まった11月5日をGuy Fawkes Dayとして,Guy Fawkes人形を作ってかがり火で燃やすことで,大逆事件を起こしたGuy Fawkesを忘れないでおこうというイベントです.
イングランドではHalloweenよりもメジャーらしい.
そんなわけで,Guy Fawkesを燃やすかがり火作り.
こんな感じで作り始めて...
最終的にはこんな大きさに.
作っている時は結構風が強く,カイトサーフィンやってる人や帆船がたくさんいました.
楽しそう.
夕方6時くらいにかがり火点灯.
あっという間に,危ないんじゃないかってくらいの大きさの炎に.
ちょっと炎も収まってきたところで,中世貴族な格好をしたおっちゃんが登場.
ハンドマイク使うところは現代的ですが.
そんで,
「Guy Fawkesっていう不届きものがいるがどうすべきか!?」
「殺せ!」
(よく聞き取れなくて,勘なので間違っているかも)
みたいなやり取りの後に,Guy Fawkes人形がかがり火に放り投げられて燃やされました.
その後は,花火.
はっきりいって全く期待していなかったので,思ったよりは楽しめました.
意外と大きめのも上がっていたし.
ただ,とりあえず打ち上げときゃいいでしょって感じで,情緒というかストーリーというかそういうのは感じられなかったなぁ.
最後も派手目なのを沢山打ち上げて,はい終わりって感じで,もう終わり?って感じがしたのは否めない.
日本が恋しくなりました.
そういえば,花火の後にRobが結婚指輪を夜の砂浜で無くすという大変な事態になってみんなで捜索した結果,奇跡的に私が見つけるという事件もありました.
見つけた時,Robが本当にほっとした顔を見て,なんだか嬉しくなりました.
普段お世話になっているお礼が多少できたかな.
久々に夜店(と言っても移動式のピザ屋)を見たりして,なかなか楽しい夜でしたが,このGuy Fawkes Dayのイベント,私はあまり好きになれませんでした.
宗教対立というどっちが悪いともいえない事件の罪人を,400年後もみんなで火にくべるっていうのはなんとも...
無料のワインでほろ酔いになりながら,戦争とかなくなったらいいのになぁと,漠然ながらも切に願った夜でした.
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