ここは無料の植物園で,前々から行きたかったところ.
植物園は結構大きいので,中でそこそこの距離を歩かなければいけません.
歩くことにすぐに文句を言いだすような人とは一緒に行ってもつまらなくなるので,歩くのが好きなフィリピン人の友達と予定を合わせて行くことに.
正直,その友達と行ってよかった.
というのも,バスの降りる場所を間違えて,植物園まで結構な距離を歩かなければ行けなかったので.
しかも,土地勘がないため若干道に迷って,進行方向があっているのかどうかわからない心細い状態で歩かなければならなかったりもしたし.
けれど,私も友達も,そういうのも含めて楽しめばいいじゃないという人なので,バスに乗っていたら気付かなかった変な道路や,面白い標識に出会えて楽しい体験でした.
なんのためなのか,どこにからこの道に降りることができるのか,そしてどこにつながっているのかが全く分からなかった,道.
普通の道路の脇にあるのだが,10mくらい深いところを走っていた.
馬の標識とBeachの標識.
さまよっているとなんとか歩いている人を見つけることができて,植物園への道を教えてもらった.
Bermudaの人は歩いて移動することはあまりないので,道を聞くのも一苦労.
車はびゅんびゅん走ってるけど,びゅんびゅんすぎて止められないし.
特に天気のいい日は暑いので,街の中心部を除けば人とすれ違うことは稀なのでご注意を.
やっと見つけた植物園はなんとも気持ちのいいところでした.
春ということもあって,いたるところで花が咲いています.
Bermudaのパンフレットとかでよく使われる,Bird of Paradise.
キスしてみましたが,思いのほか固くて,先が唇に突き刺さってきて,ちょっと血が出たのはここだけの秘密.
花いっぱい.
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6oc0ZDkZhTWYGztlyOgd0xT465muPGBZ005RJpSC5TtRLMMpbRI4WmxoOtLTLyEJps1py08W5kUBaDDtYOWZ1APg_JvTeUBvgX2oI-Z15nrdCBFe2Q501TdCQ-7s5AHesqh_LqwciVfQ/s320/IMG_5668-5670_stitch.jpg)
他のは名前は分からなかったけど,これは分かった.
バナナの花.
食べられますよ.
大きな木も.
ぶっとい気根(枝や茎から出ていて空中にある根っこ aerial root)が大量にあって,圧倒されました.
面白い庭もありました.
そこはKitchen Gardenという名前で,畑みたいなところです.
なにが面白かったって,実家であるようなイチゴやネギと一緒にパパイアの木がうわっていること.
日本じゃ見ることのない風景で,衝撃的でした.
写真の右奥のがパパイアの木.
凄く気持ちのいい植物園というか,広い公園で,本とビールを持ってきて,ゆったりとしたいなぁと思ってしまうところでした.
ここのすぐ隣には,Bermudaで最大級の病院があって,その日は見ることはありませんでしたが,お散歩がてら花をみたりする患者さんもいるんでしょうね.
早く病気が治りそうな気がします.
ちなみに病院とはいえ,建物の色はBermudaらしいパステルカラー.
また,凄く気持ちのいいところだけあって,結婚式も開かれていました.
天気のいい中,屋外で親族や友達に見守られる中,幸せそうな式でした.
この植物園は特に大々的に飾り付けられているわけではないけれど,色々な植物のある公園といった感じで,どこも押しつけがましいところがなく,私は凄く好きになりました.
色々説明してくれる植物園も刺激的で好きなのですが,リラックスして,来た人が銘々に楽しむことができる空間というのもまた素晴らしいものです.
帰国までにまる1日とって,ビールと本を手にまた訪れたいなと思います.
今から4日間の航海に行ってきます.
これまで本当に良くしてくれたクルーと最後の航海.
楽しんでこようと思います.
調査はもちろんのこと,釣りも.
あとちょっと前までクジラが見えたりしていたらしいので,ホエールウォッチングも.
こういう風に書くとなんだか遊びに行くみたいだけれど,やることはやってきますので.
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