この3週間パソコン三昧.
来週も入れたらほぼ1カ月.
というのも先々週と先週はOcean Colourの授業で,衛星写真をずっとパソコンでいじってたし,今週からはOcean Data Managementっていう海のデータをネット上のデータベースから取ってきて,パソコンでデータをいじくりまわす毎日なので.
しかも,Ocean Data Managementで使ってるソフトはWindows XPでしか使えないのもあるため,自分のPC(Vista)とBIOSから与えられてるPC(XP)を両方机の上に広げて授業を受けるという,「できる人」みたいなことやっています.
しかし,Ocean Data Managementの授業受けてると,世の中すごいなぁと思います.
今までは,自分のデータしか使ったことないし,他人のデータなんて信頼できるかわからないとか思っていたふしもあったわけだけど,世界中の過去100年くらいのデータがちゃちゃっと検索するだけでタダで手に入る上に,データの信頼性もちゃんと評価されていて,なんと便利なことかと驚きました.
データを使いたいとかいう人は以下のHPで簡単な手続きで手に入るのでどうぞ.
World Ocean Database
http://www.nodc.noaa.gov/OC5/SELECT/dbsearch/dbsearch.html
あと,今回の講師はUNESCOから派遣されてきているんだけれど,その人達が作っているOcean TeacherっていうHPは,どうやってデータを取ってくるのかとか,データをいじるソフトはどうやって得るのかとか,そのソフトでどうやってデータをいじるのかとかを逐一説明してくれる凄いHP.
無料の登録が必要だけれど,非常に勉強になります(英語ですが).
あとは,Ocean Teacher's wikiっていうのも作っていて,Wikipediaと違って信頼性の高い情報がのっていて,有用なリンクもたくさんついています.
これってどういうこと?っていう海洋学に関することは大概のっています.
ページがえらい重いですが.
これまた興味ある人はどうぞ.
Ocean Teacher
http://hosting1.iode.org/moodle/
Ocean Teacher's wiki
http://www.oceanteacher.org/oceanteacher/index.php/OceanTeacher
完全に宣伝みたいになっていますが,別にお金をもらっているわけではないので.
ん?ビールはおごってもらったか...
まぁとにかくすごく便利だし,こんなに色々と充実している海洋学は正直羨ましいです.
川の世界じゃあんまり聞いたことないしなぁ.
都道府県が出してる水質調査の結果とかは手に入るけど,あんまし古いのはネット上では手に入りにくいし,気がつくと古いのから消えていったりするし.
データベースとしてしっかりしてるのは,京大動物生態学の渡辺准教授らが昨年から公開を始めた,川魚の遺伝子のデータベース(GEDIMAP)とかくらいかなぁ.
国土交通省のはいまいち使いにくいし,欲しいデータも少ないし...
GEDIMAP
http://gedimap.zool.kyoto-u.ac.jp/
GEDIMAPは凄いサイトみたいだけど(分野が違うため使ったことない),世界中の川の水質とか流量とかが整然と収録されていて,簡単に検索できるようなデータベースがあったら楽しいのになぁ.
とかなんとか夢見てみたり.
明日はハロウィン パーティーなので楽しんでこようと思います.
仮装とか何を着たものか...
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