2010/01/30

鮮魚

ここ最近,またもやレポート,発表に追われていて,1月もあっという間に過ぎ去っていこうとしています.



今回の海洋生物学の授業で行ったバクテリアの増殖実験の結果の解釈のことで,Oさんに相談.

Oさんとは昨年の5月からたまたま一緒に仕事をするようになったのですが,統計などに非常に詳しく,一緒にいるだけで勉強になる人です.


それで,相談してみると,次々に案が出てくる.
引き出しの数が全然違うなぁと思うとともに,引き出しの管理の仕方も違うなぁと.


私も「一応」知っている解析手法を提案して下さったりしたのですが,私は知っているにも関わらずそれを使うことを思い浮かばず.

むぅ,情けない...



やはり,「知っている」と「使える」は全然次元が違う.
人の話を聞いたり,論文読んだりしている分には「知っている」でもある程度事足りるけれど,自分で行う場合には何が使えて,その中でどれが適してるのか,という「使い方」を明確に理解していないと話にならない.

こんなのは研究だけでなく,どんな仕事でも,また普段の生活にも当てはまることだとは思うが.






そんなこんなで,勉強しなかんなぁとやる気があがった状態で寝たら,5時に目が覚めた.

レポートもあるけどちょっと気分転換にギター弾いて,その後に明け方にBIOSの船着き場でちょろっと釣り.

今年初釣りです.
というか昨年11月22日にシイラ釣ってから,忙しすぎて竿すら触ってなかった.
多分ここ数年で最も長いブランク.


初釣りだし釣れるといいなと思いながら,Bermudaで買ったYO-ZURIのジグをキャスト.

そうこうしていると,30cmくらいの魚(同定できず)がチェイス.
俄然,テンションあがります.


さらに追い打ちをかけるように,ド派手なライズ(魚が餌を追っかけて水面でどぼんどぼんやること)!
久々の光景に鼻血が出そうになりながらも,落ち着いてライズの10m先くらいにジグをキャスト.

着水とほぼ同時にバイト!!
結構よくひいて,シイラを釣った時のままのドラグ設定でもラインが出ていく.
なんだろうと思っていると,やたら横に走りだしたので,青物の予感.

2010年の初フィッシュを逃すと2020年代になるまで釣り運が逃げそうな予感がしたので,5分くらいかけて慎重に取り込み.





58cmのLittle Tunny Euthynnus alletteratusでした.
Little Tunnyは以前一度釣ったことがあったのですが,前回よりかなり大きく,体幅もあるため,なかなかの重さでした.



ちゃっちゃとさばいて,とりあえずアラは汁へ.

しかし,Bermudaの魚はこんなにダシが出ないんだろう.
鍋の中にすきまがないくらいアラをぶち込んだっていうのに,ダシがいまいち.
Bermudaに来て舌がバカになった可能性もなきにしもあらずだけれど,来た当初も同じように感じたので多分ダシがあんまり出ないのだろう.
鍋から良い匂いがするのだが...

いいダシが出たら潮汁か,軽く醤油で味をつけようかと思っていたけれど,十分なダシがでなかったので味噌汁に.
なかなか美味しい.

刺身もなかなか美味しく満足.


3人で食べてもまだ半分余ったので,明日,幽庵焼きか漬け焼き(なんて言うんだっけか?)にでもしようかな.



久々の新鮮な魚で心が躍ります.

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