気づけば大晦日.
Bermudaは雪もないし,息も白くないし,コタツもないし,なんだか大晦日なんて気が全くしない.
今年も含めて過去5年,大晦日に実家に帰ったことがなかったから,海外にいようがどっちゅうことはないのだけれど,なんかいつもと違うなぁっていう気はする.
例えば,まだこっちは午前中なのに日本じゃ紅白やってんのかとか,ここ数年やってきた「笑ってはいけない」を見ながら笑ったらお酒を一気するっていうゲームを今年はできないなぁとか.
今夜はSt. Georgeの街で開かれるパーティーに参加するので,これまでとは違った年越しになって,それはそれで楽しみだけれど.
今年は,基本的に波乱万丈な私の25年の人生の中でも激動の年でした.
修論があるにも関わらず,Bermudaへの応募書類やら,奨学金免除の書類やらでやたらと忙しかった1月.
修論があったり,スキー行ったりした2月.
大学入ってからの6年来の友達がたくさん京都を離れていった3月.
最初は事前調査をするくらいで忙しくないはずだったのに,3日に2日は調査とかいう空前絶後の忙しさになった4月~6月.
ただでさえ忙しいのにVISA用の書類を得るために神戸行ったり,愛知行ったり.
この時期は普段でも1カ月に2000km運転してたのが,4000kmになったりもしたなぁ.
あと,1月に申請していた,成績優秀による奨学金免除に採用されて,半額(約100万円)免除になったのは嬉しかった.
7月は翌月からBermuda行くっていうのに,旅行準備は全く出来ず,ただひたすらサンプルの処理.
これも旅行準備っちゃ準備だけど.
7月はあまりの多忙から寝てる暇がなくて,睡眠不足で吐くとかいう嬉しくない初体験をしたりも.
そんで,8月にBermudaに来てからはあっという間に5ヶ月が過ぎて行きました.
そういえば,飛行機に乗れなかった御蔭でNew Yorkを観光できるというおまけもあったりしたなぁ.
今振り返ると,人生で一番忙しい年だったけれど,多くの優秀な研究者,大事な友達と知りあうことができ,また多くの新しい知識を得ることのできた,非常に充実した1年だったなぁ.
一方,自分以外のことに目を向けると,昨年11月の元Loudness 樋口さんの死から始まった,Michael Jaksonさん,忌野清志郎さん,元SORROWの川村カオリさん,元thee michelle gun elephantのアベフトシさん,フジファブリックの志村正彦さんまでの一連のミュージシャンの死去.
音楽好きにとっては,厄年としか言いようがない1年でした.
三沢光晴さんが亡くなったのも今年か.
1人で何度も何度も追悼パーティーを開いたなぁ.
政治の面で言えば,日本では政権が代わったり,ノーベル平和を受賞したオバマさんがアフガンでの戦争を継続することを決定したり,チベットの問題が相変わらず解決されないままだったり,COP15では結局CO2削減に関するコンセンサスは得られなかったり.
来年はいい年になりますように.
よいお年を.
2009/12/31
2009/12/28
Christmas in Bermuda
今回のは長いので,お暇な時にどうぞ.
今月頭から先週まで,BermudaはChristmas一色でした.
ということで,BermudaでのChristmasはどんな感じだったかまとめておこうと思います.
最初のイベントは12月4日のWalk about.
世界遺産になっているSt. Georgeで行われる,街をあげてのパーティーで,普段はお金をとられる建物なんかもタダで入れます.
行ってみると,子供たちがちっちゃなバイオリンを広場で弾いていました.
かわええ.
その後,普段は有料の建物に行くと,どこに行ってもタダでシェリー酒やワインやらのお酒がもらえます.
銀行(Bank of Bermuda)も開放されてて,そこでもお酒がもらえます.
天国かと.
その中でびっくりしたのは,考古学っぽい見せものをしている建物.
たかだか400年くらいしか歴史のない国におもしろいもんあるんかいな,とかうがった見方をして入ってみると...
昔はこんな瓶を使っていたんですよ,とか言って係員が説明をしている場所を発見.
しかも,見てる人達は,ほ~とか,かしこいなぁとか言ってる.
何があるんだろうと思って人ごみをかき分けてみると....
はい,ラムネの瓶です.
私としたら,は?って感じ.
何がすごいのかさっぱりわからなくて,一緒にいたアメリカ人のKristenに,これ見たことないのって聞いたら,こんなcoolな瓶見たことないよ,とか言われる始末.
日本じゃ今でも使ってるよと言ったら,Kristenにも係員にも口を揃えて,冗談でしょって言われてしまいました.
どうやらラムネの瓶を今でも使っているのは極限られた国だけのようです.
Bermuda来てから一番驚いたことかもしれないなぁ.
次のイベントは12月12日にあった,Boat parade.
Bermuda中からイルミネーションで着飾った船が集まってきます.
私は残念ながらグループ研究のリーダーで忙しく,行けませんでしたが,話を聞いたり写真を見ると行きたかったなぁと思うようなイベントです.
かなり凝った船もあって,可動式のドラゴンをつかたものや,リアルなマイケルジャクソンのバカでかい人形をつけていたのもあったとか.
いつかBermudaを12月に訪れて直に見たいもんです.
その次は12月14日にあった,BIOS職員用のChristmas lunch.
これまでにも何回かいったことのあるレストランで開催されたのですが,みんなでボートに乗ってお店の前の波止に横付け.
なんかリッチな人になった気分です.
パーティーには研究者,受付の人,経理の人,コックさんや掃除のおばちゃん達までBIOS総出で参加していて,日本で言う忘年会みたいな感じ.
食事は前もって数パターンの中から選択しておくのですが,私はFish chowderとTurkeyを注文.
Fish chowder
Turkey
Fish chowderは揚げた魚を,コトコトと形がなくなるくらいまで煮込んだ,BermudaのLocal foodで,今の時期色んなところで売られています.
味はかなり濃い醤油味に近く,魚のダシもよく出ているので,ご飯が一緒に欲しくなります.
そんなこんなでこの日は,昼1時から夜12時までみんなで飲み続けるという,なんとも愉快な1日でした.
お次は12月22日にPOGO(私たちのプログラム)の生徒が呼ばれた超リッチなパーティー.
このパーティーはBIOSのスポンサーの内の1人が毎年開いているもので,その方の超リッチなお宅で行われます.
とりあえずタクシーで家について,まずびっくり.
最初ゴルフ場かと思ってたところが,その家の庭でした.
プールもあります.
映画で見るようなお金持ちの家です.
中に入ってもまたびっくり.
家の中にバーはあるわ,グランドピアノはあるわ,よくわからん高そうなものがいっぱいありました.
それでプロのピアニストを呼んであって,みんなでクリスマスソングをリクエストしては,その日のために製本されたクリスマスソング歌詞集みたいなのを1人づつ持って歌うという感じ.
バーにもバーテンダーが呼んでありました.
ご飯もおいしかったです.
POGOのみんなでナプキンにいっぱい包んで持って帰りたいねぇ,なんていう貧乏人な話をしたりしました.
あとは参加者にもびっくり.
映画俳優とかBermudaの政治のトップの人とかもいました.
会場にいる女の子がそろいもそろって,むちゃくちゃ可愛かったのもびっくりしたなぁ.
何人か可愛い子がいるとかなら分かるけれど,全員むちゃくちゃ可愛いなんて聞いたことないもの.
中高の時にリッチな友達の家に行ってびっくりしたことは何回かあったけど,今までの人生で入った中では1番リッチな家でした.
掃除が大変そうとか思ってしまったあたり,私は金持ちにはなれないのでしょうが.
次は12月24日に私たちPOGOの10人がBIOS内で主催したパーティー.
10人がそれぞれ自分の国の料理を作ってくる持ち寄りパーティーです.
私たちの面倒を見てくれているGerryが見たこともないようなバカでかいTurkeyを焼いてきてくれたので,それも合わせて11カ国の料理が揃いました.
11カ国の料理が一堂に会するなんて,万博行くか,リトルワールド行く以外にあり得ない,そごい貴重な体験.
しかも,その料理を今では家族のような友達達が作ってきてくれていると思うと,本当に特別なものに思います.
私は鶏を半羽使った肉じゃがと,豚肉の西京焼きもどきを作りました.
料理には,昔バイトしていた時のお客様が送って下さった昆布や味噌が非常に役に立ちました.
今でもお客様に覚えていただけて,気にかけていただけていると思うと,非常に嬉しく,また感謝の気持ちでいっぱいになります.
料理はどれもこれも美味しかったけれど,ブラジル人の女の子が作ってくれたココナッツが入った魚のスープはむちゃくちゃ美味しかった.
すごくコクがあって,上海で食べたコクレンの頭のスープのようなまろやかさ.
教えてもらわねば.
そんなこんなであっという間にお腹いっぱいで動けなくなりました.
ワインなんかを飲んで腹ごなしをした後に,プレゼント交換.
みんなで前もってPOGOのメンバーの名前が書いてあるクジを引いていて,その名前は誰にも秘密にしたままプレゼントを買って,当日に発表するというスタイル.
私は車やバイクが好きということで,ハーレーの置物を貰いました.
Olgaありがとう!!
次の日の12月25日は前日のパーティーで疲れた体を引きずって,キッチンで働いているHelenのパーティーに.
Helenはインド人で,他のお客さんはみなインド人.
インドの料理を食べたり,色んなゲームをしたりしました.
爪楊枝でブレスレットを渡し合うゲームでは,男同士であと少しでキス!という場面が多くあり,みんなして盛り上がりました.
どこの人でも,基本的に面白いと思うことは同じですね.
そんなこんなで一連のChristmasパーティーも終わり.
振り返ってみるとよく飲んで,よく食べたなぁと思います.
Bermudaに来て感じたことは,キリスト教圏でのChristmasパーティーは日本のお正月に近いんだなということ.
思想は違えど,どちらも親族が集まって盛大なパーティーをするし,冬の休みもそれらが中心.
日本ではChristmasは恋人達のものだよと話すと,大抵びっくりされます.
気づけばもう年の瀬が迫ってきています.
まだ終わっていない論文を書き上げてしまわねば.
クラゲの研究も自分の時間がある今のうちに,できる限り進めなければ.
まだ見ていない今年のM-1も見ねば.
やることは沢山ありますが,いい年を迎えられるよう頑張って終わらして行こうと思います.
では.
今月頭から先週まで,BermudaはChristmas一色でした.
ということで,BermudaでのChristmasはどんな感じだったかまとめておこうと思います.
最初のイベントは12月4日のWalk about.
世界遺産になっているSt. Georgeで行われる,街をあげてのパーティーで,普段はお金をとられる建物なんかもタダで入れます.
行ってみると,子供たちがちっちゃなバイオリンを広場で弾いていました.
かわええ.
その後,普段は有料の建物に行くと,どこに行ってもタダでシェリー酒やワインやらのお酒がもらえます.
銀行(Bank of Bermuda)も開放されてて,そこでもお酒がもらえます.
天国かと.
その中でびっくりしたのは,考古学っぽい見せものをしている建物.
たかだか400年くらいしか歴史のない国におもしろいもんあるんかいな,とかうがった見方をして入ってみると...
昔はこんな瓶を使っていたんですよ,とか言って係員が説明をしている場所を発見.
しかも,見てる人達は,ほ~とか,かしこいなぁとか言ってる.
何があるんだろうと思って人ごみをかき分けてみると....
はい,ラムネの瓶です.
私としたら,は?って感じ.
何がすごいのかさっぱりわからなくて,一緒にいたアメリカ人のKristenに,これ見たことないのって聞いたら,こんなcoolな瓶見たことないよ,とか言われる始末.
日本じゃ今でも使ってるよと言ったら,Kristenにも係員にも口を揃えて,冗談でしょって言われてしまいました.
どうやらラムネの瓶を今でも使っているのは極限られた国だけのようです.
Bermuda来てから一番驚いたことかもしれないなぁ.
次のイベントは12月12日にあった,Boat parade.
Bermuda中からイルミネーションで着飾った船が集まってきます.
私は残念ながらグループ研究のリーダーで忙しく,行けませんでしたが,話を聞いたり写真を見ると行きたかったなぁと思うようなイベントです.
かなり凝った船もあって,可動式のドラゴンをつかたものや,リアルなマイケルジャクソンのバカでかい人形をつけていたのもあったとか.
いつかBermudaを12月に訪れて直に見たいもんです.
その次は12月14日にあった,BIOS職員用のChristmas lunch.
これまでにも何回かいったことのあるレストランで開催されたのですが,みんなでボートに乗ってお店の前の波止に横付け.
なんかリッチな人になった気分です.
パーティーには研究者,受付の人,経理の人,コックさんや掃除のおばちゃん達までBIOS総出で参加していて,日本で言う忘年会みたいな感じ.
食事は前もって数パターンの中から選択しておくのですが,私はFish chowderとTurkeyを注文.
Fish chowder
Turkey
Fish chowderは揚げた魚を,コトコトと形がなくなるくらいまで煮込んだ,BermudaのLocal foodで,今の時期色んなところで売られています.
味はかなり濃い醤油味に近く,魚のダシもよく出ているので,ご飯が一緒に欲しくなります.
そんなこんなでこの日は,昼1時から夜12時までみんなで飲み続けるという,なんとも愉快な1日でした.
お次は12月22日にPOGO(私たちのプログラム)の生徒が呼ばれた超リッチなパーティー.
このパーティーはBIOSのスポンサーの内の1人が毎年開いているもので,その方の超リッチなお宅で行われます.
とりあえずタクシーで家について,まずびっくり.
最初ゴルフ場かと思ってたところが,その家の庭でした.
プールもあります.
映画で見るようなお金持ちの家です.
中に入ってもまたびっくり.
家の中にバーはあるわ,グランドピアノはあるわ,よくわからん高そうなものがいっぱいありました.
それでプロのピアニストを呼んであって,みんなでクリスマスソングをリクエストしては,その日のために製本されたクリスマスソング歌詞集みたいなのを1人づつ持って歌うという感じ.
バーにもバーテンダーが呼んでありました.
ご飯もおいしかったです.
POGOのみんなでナプキンにいっぱい包んで持って帰りたいねぇ,なんていう貧乏人な話をしたりしました.
あとは参加者にもびっくり.
映画俳優とかBermudaの政治のトップの人とかもいました.
会場にいる女の子がそろいもそろって,むちゃくちゃ可愛かったのもびっくりしたなぁ.
何人か可愛い子がいるとかなら分かるけれど,全員むちゃくちゃ可愛いなんて聞いたことないもの.
中高の時にリッチな友達の家に行ってびっくりしたことは何回かあったけど,今までの人生で入った中では1番リッチな家でした.
掃除が大変そうとか思ってしまったあたり,私は金持ちにはなれないのでしょうが.
次は12月24日に私たちPOGOの10人がBIOS内で主催したパーティー.
10人がそれぞれ自分の国の料理を作ってくる持ち寄りパーティーです.
私たちの面倒を見てくれているGerryが見たこともないようなバカでかいTurkeyを焼いてきてくれたので,それも合わせて11カ国の料理が揃いました.
11カ国の料理が一堂に会するなんて,万博行くか,リトルワールド行く以外にあり得ない,そごい貴重な体験.
しかも,その料理を今では家族のような友達達が作ってきてくれていると思うと,本当に特別なものに思います.
私は鶏を半羽使った肉じゃがと,豚肉の西京焼きもどきを作りました.
料理には,昔バイトしていた時のお客様が送って下さった昆布や味噌が非常に役に立ちました.
今でもお客様に覚えていただけて,気にかけていただけていると思うと,非常に嬉しく,また感謝の気持ちでいっぱいになります.
料理はどれもこれも美味しかったけれど,ブラジル人の女の子が作ってくれたココナッツが入った魚のスープはむちゃくちゃ美味しかった.
すごくコクがあって,上海で食べたコクレンの頭のスープのようなまろやかさ.
教えてもらわねば.
そんなこんなであっという間にお腹いっぱいで動けなくなりました.
ワインなんかを飲んで腹ごなしをした後に,プレゼント交換.
みんなで前もってPOGOのメンバーの名前が書いてあるクジを引いていて,その名前は誰にも秘密にしたままプレゼントを買って,当日に発表するというスタイル.
私は車やバイクが好きということで,ハーレーの置物を貰いました.
Olgaありがとう!!
次の日の12月25日は前日のパーティーで疲れた体を引きずって,キッチンで働いているHelenのパーティーに.
Helenはインド人で,他のお客さんはみなインド人.
インドの料理を食べたり,色んなゲームをしたりしました.
爪楊枝でブレスレットを渡し合うゲームでは,男同士であと少しでキス!という場面が多くあり,みんなして盛り上がりました.
どこの人でも,基本的に面白いと思うことは同じですね.
そんなこんなで一連のChristmasパーティーも終わり.
振り返ってみるとよく飲んで,よく食べたなぁと思います.
Bermudaに来て感じたことは,キリスト教圏でのChristmasパーティーは日本のお正月に近いんだなということ.
思想は違えど,どちらも親族が集まって盛大なパーティーをするし,冬の休みもそれらが中心.
日本ではChristmasは恋人達のものだよと話すと,大抵びっくりされます.
気づけばもう年の瀬が迫ってきています.
まだ終わっていない論文を書き上げてしまわねば.
クラゲの研究も自分の時間がある今のうちに,できる限り進めなければ.
まだ見ていない今年のM-1も見ねば.
やることは沢山ありますが,いい年を迎えられるよう頑張って終わらして行こうと思います.
では.
2009/12/19
今年最後の授業
この3週間,とんでもなく忙しかったのでブログも書く暇がありませんでした.
やっとかめ.
というのも,今年最後となる,CO2に関する海洋化学の授業が聞いていた通り,とんでもなくきつかったので.
毎日レポート課題出るわ,翌日までに読んできなさいと言われて2本ずつ論文渡されるわ,一週間でグループ研究を計画から調査,サンプルの分析,データ解析,レポート提出まで完結しなきゃならなかったり.
特にグループ研究は,リーダーに選ばれたので,専門も,研究への姿勢も,性格も,何から何まで違う9人をまとめて,研究を遂行するという大仕事.
他の人のいい加減さや非積極的な態度にむちゃくちゃ腹が立ったこともあったけれど,一週間で研究を完結させて,90ページもの報告書を分担執筆して提出できた時は,かなり満足感が得られました.
研究は,BIOSからすぐのMangrove bayっていう,その名の通りマングローブに囲まれた小さな入り江の様なところへ,カヤックで出撃して行いました.
以前書いた,サカサクラゲが沢山いるところです.
朝6時半に出発.
水汲んだり,水温やら測ったり,潜って海草を採集したりなんてことを,夕方7時まで.
水汲み班は,1時間毎でで80本くらいサンプル採ってました.
水温やらの班は,30分毎で200回くらい測ってたかなぁ.
お疲れ様です.
内容としては,湾内の炭酸システムを,物理,化学,生物,底質に亘って調べるというもので,そんじょそこらの卒論には負けないレベルのものだと思います.
みんなでもう一回考察やらを練り直して,どっかの雑誌に投稿できたりしたら面白いんだけれど.
それにしても,今回の授業は大変だったけれど,非常に勉強になりました.
授業の内容もそうですが,大人数でのプロジェクトの大変さだとか,人間追い詰められたら意外とできるもんだってことだとか.
特にグループ研究でリーダーを務めたことは,私にとって非常にためになりました.
すごく大変だけれど,うまく噛み合えば予想以上に面白いことができることが分かったし,どうやってチームをまとめればいいのかも少しつかめた気がするし.
レポートの構成を考えて,各章を個人に割り振って,集まってきたものを校正したり,まとめあげたりなんていう,雑誌のEditerみたいなことも出来たし.
普通に日本で研究してたら,今の年齢(25)で10人で同時に調査をするようなプロジェクトの指揮をとるなんて経験は,絶対に出来なかったでしょう.
10年経っても経験できていないかも.
そう思うと,グループ研究をした1週間は自分の人生の中で宝物になるんじゃないかと感じます.
今日から冬休みに入ったので,やっと自分の研究ができます.
やることは沢山あるけれど,楽しみながらやっていこうと思います.
それはそうと,Bermudaは12月頭からChristmasシーズン真っ盛り.
CO2の授業があった3週間の間にもいくつかイベントがあったので,次の日記で紹介したいと思います.
やっとかめ.
というのも,今年最後となる,CO2に関する海洋化学の授業が聞いていた通り,とんでもなくきつかったので.
毎日レポート課題出るわ,翌日までに読んできなさいと言われて2本ずつ論文渡されるわ,一週間でグループ研究を計画から調査,サンプルの分析,データ解析,レポート提出まで完結しなきゃならなかったり.
特にグループ研究は,リーダーに選ばれたので,専門も,研究への姿勢も,性格も,何から何まで違う9人をまとめて,研究を遂行するという大仕事.
他の人のいい加減さや非積極的な態度にむちゃくちゃ腹が立ったこともあったけれど,一週間で研究を完結させて,90ページもの報告書を分担執筆して提出できた時は,かなり満足感が得られました.
研究は,BIOSからすぐのMangrove bayっていう,その名の通りマングローブに囲まれた小さな入り江の様なところへ,カヤックで出撃して行いました.
以前書いた,サカサクラゲが沢山いるところです.
朝6時半に出発.
水汲んだり,水温やら測ったり,潜って海草を採集したりなんてことを,夕方7時まで.
水汲み班は,1時間毎でで80本くらいサンプル採ってました.
水温やらの班は,30分毎で200回くらい測ってたかなぁ.
お疲れ様です.
内容としては,湾内の炭酸システムを,物理,化学,生物,底質に亘って調べるというもので,そんじょそこらの卒論には負けないレベルのものだと思います.
みんなでもう一回考察やらを練り直して,どっかの雑誌に投稿できたりしたら面白いんだけれど.
それにしても,今回の授業は大変だったけれど,非常に勉強になりました.
授業の内容もそうですが,大人数でのプロジェクトの大変さだとか,人間追い詰められたら意外とできるもんだってことだとか.
特にグループ研究でリーダーを務めたことは,私にとって非常にためになりました.
すごく大変だけれど,うまく噛み合えば予想以上に面白いことができることが分かったし,どうやってチームをまとめればいいのかも少しつかめた気がするし.
レポートの構成を考えて,各章を個人に割り振って,集まってきたものを校正したり,まとめあげたりなんていう,雑誌のEditerみたいなことも出来たし.
普通に日本で研究してたら,今の年齢(25)で10人で同時に調査をするようなプロジェクトの指揮をとるなんて経験は,絶対に出来なかったでしょう.
10年経っても経験できていないかも.
そう思うと,グループ研究をした1週間は自分の人生の中で宝物になるんじゃないかと感じます.
今日から冬休みに入ったので,やっと自分の研究ができます.
やることは沢山あるけれど,楽しみながらやっていこうと思います.
それはそうと,Bermudaは12月頭からChristmasシーズン真っ盛り.
CO2の授業があった3週間の間にもいくつかイベントがあったので,次の日記で紹介したいと思います.