2009/12/28

Christmas in Bermuda

今回のは長いので,お暇な時にどうぞ.



今月頭から先週まで,BermudaはChristmas一色でした.


ということで,BermudaでのChristmasはどんな感じだったかまとめておこうと思います.



最初のイベントは12月4日のWalk about.

世界遺産になっているSt. Georgeで行われる,街をあげてのパーティーで,普段はお金をとられる建物なんかもタダで入れます.


行ってみると,子供たちがちっちゃなバイオリンを広場で弾いていました.





かわええ.



その後,普段は有料の建物に行くと,どこに行ってもタダでシェリー酒やワインやらのお酒がもらえます.
銀行(Bank of Bermuda)も開放されてて,そこでもお酒がもらえます.

天国かと.


その中でびっくりしたのは,考古学っぽい見せものをしている建物.

たかだか400年くらいしか歴史のない国におもしろいもんあるんかいな,とかうがった見方をして入ってみると...



昔はこんな瓶を使っていたんですよ,とか言って係員が説明をしている場所を発見.

しかも,見てる人達は,ほ~とか,かしこいなぁとか言ってる.


何があるんだろうと思って人ごみをかき分けてみると....






はい,ラムネの瓶です.

私としたら,は?って感じ.


何がすごいのかさっぱりわからなくて,一緒にいたアメリカ人のKristenに,これ見たことないのって聞いたら,こんなcoolな瓶見たことないよ,とか言われる始末.


日本じゃ今でも使ってるよと言ったら,Kristenにも係員にも口を揃えて,冗談でしょって言われてしまいました.


どうやらラムネの瓶を今でも使っているのは極限られた国だけのようです.

Bermuda来てから一番驚いたことかもしれないなぁ.






次のイベントは12月12日にあった,Boat parade.


Bermuda中からイルミネーションで着飾った船が集まってきます.


私は残念ながらグループ研究のリーダーで忙しく,行けませんでしたが,話を聞いたり写真を見ると行きたかったなぁと思うようなイベントです.

かなり凝った船もあって,可動式のドラゴンをつかたものや,リアルなマイケルジャクソンのバカでかい人形をつけていたのもあったとか.




いつかBermudaを12月に訪れて直に見たいもんです.







その次は12月14日にあった,BIOS職員用のChristmas lunch.


これまでにも何回かいったことのあるレストランで開催されたのですが,みんなでボートに乗ってお店の前の波止に横付け.





なんかリッチな人になった気分です.

パーティーには研究者,受付の人,経理の人,コックさんや掃除のおばちゃん達までBIOS総出で参加していて,日本で言う忘年会みたいな感じ.



食事は前もって数パターンの中から選択しておくのですが,私はFish chowderとTurkeyを注文.





Fish chowder



Turkey




Fish chowderは揚げた魚を,コトコトと形がなくなるくらいまで煮込んだ,BermudaのLocal foodで,今の時期色んなところで売られています.

味はかなり濃い醤油味に近く,魚のダシもよく出ているので,ご飯が一緒に欲しくなります.


そんなこんなでこの日は,昼1時から夜12時までみんなで飲み続けるという,なんとも愉快な1日でした.







お次は12月22日にPOGO(私たちのプログラム)の生徒が呼ばれた超リッチなパーティー.

このパーティーはBIOSのスポンサーの内の1人が毎年開いているもので,その方の超リッチなお宅で行われます.


とりあえずタクシーで家について,まずびっくり.

最初ゴルフ場かと思ってたところが,その家の庭でした.
プールもあります.

映画で見るようなお金持ちの家です.



中に入ってもまたびっくり.

家の中にバーはあるわ,グランドピアノはあるわ,よくわからん高そうなものがいっぱいありました.

それでプロのピアニストを呼んであって,みんなでクリスマスソングをリクエストしては,その日のために製本されたクリスマスソング歌詞集みたいなのを1人づつ持って歌うという感じ.

バーにもバーテンダーが呼んでありました.

ご飯もおいしかったです.

POGOのみんなでナプキンにいっぱい包んで持って帰りたいねぇ,なんていう貧乏人な話をしたりしました.




あとは参加者にもびっくり.

映画俳優とかBermudaの政治のトップの人とかもいました.


会場にいる女の子がそろいもそろって,むちゃくちゃ可愛かったのもびっくりしたなぁ.

何人か可愛い子がいるとかなら分かるけれど,全員むちゃくちゃ可愛いなんて聞いたことないもの.



中高の時にリッチな友達の家に行ってびっくりしたことは何回かあったけど,今までの人生で入った中では1番リッチな家でした.


掃除が大変そうとか思ってしまったあたり,私は金持ちにはなれないのでしょうが.







次は12月24日に私たちPOGOの10人がBIOS内で主催したパーティー.


10人がそれぞれ自分の国の料理を作ってくる持ち寄りパーティーです.

私たちの面倒を見てくれているGerryが見たこともないようなバカでかいTurkeyを焼いてきてくれたので,それも合わせて11カ国の料理が揃いました.


11カ国の料理が一堂に会するなんて,万博行くか,リトルワールド行く以外にあり得ない,そごい貴重な体験.
しかも,その料理を今では家族のような友達達が作ってきてくれていると思うと,本当に特別なものに思います.


私は鶏を半羽使った肉じゃがと,豚肉の西京焼きもどきを作りました.


料理には,昔バイトしていた時のお客様が送って下さった昆布や味噌が非常に役に立ちました.
今でもお客様に覚えていただけて,気にかけていただけていると思うと,非常に嬉しく,また感謝の気持ちでいっぱいになります.


料理はどれもこれも美味しかったけれど,ブラジル人の女の子が作ってくれたココナッツが入った魚のスープはむちゃくちゃ美味しかった.
すごくコクがあって,上海で食べたコクレンの頭のスープのようなまろやかさ.
教えてもらわねば.


そんなこんなであっという間にお腹いっぱいで動けなくなりました.





ワインなんかを飲んで腹ごなしをした後に,プレゼント交換.

みんなで前もってPOGOのメンバーの名前が書いてあるクジを引いていて,その名前は誰にも秘密にしたままプレゼントを買って,当日に発表するというスタイル.


私は車やバイクが好きということで,ハーレーの置物を貰いました.

Olgaありがとう!!







次の日の12月25日は前日のパーティーで疲れた体を引きずって,キッチンで働いているHelenのパーティーに.

Helenはインド人で,他のお客さんはみなインド人.


インドの料理を食べたり,色んなゲームをしたりしました.

爪楊枝でブレスレットを渡し合うゲームでは,男同士であと少しでキス!という場面が多くあり,みんなして盛り上がりました.





どこの人でも,基本的に面白いと思うことは同じですね.








そんなこんなで一連のChristmasパーティーも終わり.


振り返ってみるとよく飲んで,よく食べたなぁと思います.



Bermudaに来て感じたことは,キリスト教圏でのChristmasパーティーは日本のお正月に近いんだなということ.

思想は違えど,どちらも親族が集まって盛大なパーティーをするし,冬の休みもそれらが中心.


日本ではChristmasは恋人達のものだよと話すと,大抵びっくりされます.





気づけばもう年の瀬が迫ってきています.



まだ終わっていない論文を書き上げてしまわねば.

クラゲの研究も自分の時間がある今のうちに,できる限り進めなければ.

まだ見ていない今年のM-1も見ねば.



やることは沢山ありますが,いい年を迎えられるよう頑張って終わらして行こうと思います.



では.

2 件のコメント:

たま子 さんのコメント...

お金持ち宅のパーティー写真見たかったわぁ~!
今度、日本製ラムネ送ろうか~^^
ちなみに・・・youtubeでM-1、なんかどっかが止めてるみたいで見られなかった・・・今は分からんけど。おそらく吉本か・・・さすが吉本!

いよいよ今年も終わりですね。お正月どころじゃないみたいだけど、バミューダでお正月もなかなか経験できるもんではありませんし、どうぞ良いお年をお迎え下さいね。来年もブログ楽しみにしてます^^/

Kentaro さんのコメント...

お金持ちパーティーは,写真撮っていいものだろうかと躊躇してしまうくらい別世界で,チキンな私は結局写真を撮らずじまいでした...

ラムネの瓶はお土産物屋さんで1本3000円くらいで売っているので,日本で土に埋めて汚して偽装からBermudaに持ってきて売ったら,お小遣い稼ぎが出来そうです笑

今晩は街でパーティーがあるようなので行ってこようと思います.


最近目新しいこともなくなってきましたが,来年もブログ書いていこうと思いますので,よろしくお願いいたします.

よいお年を.

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