2010/05/11

North Rockでダイビング

前の日記でもちらっとふれたように,この間の土曜日はダイビングに行ってきました.


Bermudaはダイビングで有名なところなので是非とも,と思いつつもなかなか潜れなかった中,やっとチャンスが.

今回のダイビングはBIOS主催で,ボートからの1ダイブ.

お値段はなんと20ドル.
むちゃくちゃ安いです.

BCやレギュなどの機材は指導教官に借りることができたし,タンク代も含まれているので,ほんとうに20ドルぽっきり.


行ったところは,North Rockという,Bermudaでも有名なダイビングポイント.
North Rockは名前の通りBermudaの主な島々の北側に位置しています.


先に飛び込んだイギリス人の女の子が,暖かい!,というので,ほんまかいなと思いながら飛び込むと,

全然,暖かくない!

いや,寒くはないんだけど,口が裂けても暖かいとは言えない水温.
多分,20℃ちょっとだろうか.

イギリスは夏でも水温が20℃くらいだったりするから,感覚が狂ってるから次からイギリス人の言うことは信じない様にしよう.



水面から海底を見てみると,水がすごい綺麗.

透明度15mはあっただろうか.



砂の上の波の模様がきれいである.



久しぶりに潜るので,大丈夫かなと思っていると,いきなりピンチ!

BCの空気を全部抜いても全く沈まない!!

こっちはkgじゃなくて,lbでウェイトの重さを示すのだけれど,良く分からず適当に持ってきたのがいけなかった.

しょうがないから,ジャックナイフして5mくらいまで潜ることに.
5mくらいまでいくと,水圧もあって,BCに空気なし状態でほぼ中性浮力かちょっと浮き気味な感じ.

そのせいで,常に潜る方向に泳がなければならず,無駄にエアーと体力を使うことになってしまった.


それでも,目の前に広がる景色は圧巻.
岸辺でシュノーケリングしているだけでは見ることの出来なかった生物に沢山遭遇.


サンゴと魚達.




真ん中の綺麗な魚はBarred Hamlet Hypoplectrus puella
奥にいるのはStriped Parrotfish Scarus isertiのメス.




遠目に見た時に,ハナハゼに似ている,と思って近寄ったら,口とか鰭とか色んなところが全然違った,Sand Tilefish Malacanthus plumieri



Sand Tilefishは,キツネアマダイ科というアマダイと同じグループの魚です.
食べるところはあまり多くはなさそうですが.


遠くて種までは分からなかったけれど,Gray Snapper Lutjanus griseusもしくはDog Snapper Lutjanus jocuの群れ.



50-60cm程度ある個体ばかりで,なかなかの迫力.


これはSmooth Trunkfish Lactophrys triqueter



さかなクンの頭の上にのっているのと同じ,ハコフグの仲間です.


チョウチョウウオ2連発.

Spotfin Butterflyfish Chaetodon ocellatus




Foureye Butterflyfish Chaetodon capistratus




普段,BIOSの波止で魚が釣れない時に私の相手をしてくれる,彼もいました.

エソの仲間のSand Diver Synodus intermedius



周りの砂がピンク色なのがわかるでしょうか?


こちらは,Bluehead Thalassoma bifasciatumのオスとクラゲ.

Blueheadはベラの仲間です.



クラゲといえばPortuguese Man o' War Physalia physalisも結構いました.
日本ではカツオノエボシと言われるやつで,相当強力な毒を持っており,死亡例もあるほどです.

くわばらくわばら.


最後は友達.

レギュ外してます.





ウェイトの単位のせいで,はじめは苦しめられましたが,下に沈んでからは楽しいダイビングでした.
滞在中にもう1度くらい潜りにいけたらなと思います.


海外で潜る際には,ウェイトの単位換算にはくれぐれもご注意を.

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